
祀られている神様
紹介
艋舺清水巌(もうこうせいすいがん)は、台北ではめずらしい「半分だけ」の古廟です。もとは三つの殿がありましたが、後殿は1940年の火災で焼け落ちたあと再建されず、建物はそこで途切れたまま——その欠けたところ自体が、この廟の歴史の一部になりました。地元で祖師廟と呼ばれるこの廟は清水祖師(せいすいそし)を主祀し、1787 年に安渓からの移民たちの出資で建てられました。艋舺龍山寺、大龍峒保安宮と並んで「台北三大廟門」と称され、市定古蹟でもあります。中に入ると、思ったより静かです。龍山寺のような人出はなく、天井(てんせい、中庭)から光が落ち、暗い色の木組みが音を半分ほど吸い取ってしまう。万華で少し腰を下ろせる場所を探しているなら、近くのどの通りよりも、ここが向いています。
歴史
清の乾隆五十二年(1787 年)、安渓からの移民たちは翁有来を董事に推し、三万銀元を集めて廟を起工しました。三年後の 1790 年に落成し、故郷・安渓の蓬莱清水巌から分霊した清水祖師をお祀りします。1853 年、艋舺の三邑人と同安人のあいだで「頂下郊拚(ちょうかこうべん)」と呼ばれる争いが起こり、清水巌は戦火で失われました。信徒たちの手で再建されたのは同治六年(1867 年)のことです。1940 年には後殿がまた火災で焼け、今も再建されていません。埋められなかったその欠けは、いまではこの廟の歴史の一部になっています。
イメージ図艋舺清水巌
台北市万華区
参拝情報
住所
台北市萬華區康定路81號
地域
台北市万華区
参拝情報
- 参拝時間
- 毎日 6:00〜18:00
- 混雑する日
- 旧暦正月6日の清水祖師の聖誕が最も重要な祭日です。普段の廟内は静かで、腰を下ろしてゆっくり眺めるのに向いています。
2026-10-13 確認 · 出典:Google マップ