伝説
プユマ族の始祖伝説には「石生」と「竹生」の2つの系統があります。南王部落では始祖が石の中から誕生したと伝えられ、知本部落では始祖が竹の中から誕生したと伝えられています。始祖は部落を建て、会所制度を定めました。すべての少年は一定の年齢に達すると家を離れ、部落の「少年会所」(タクバン/Takuban)に入り、長老の厳格な訓練を受けなければなりません。訓練の内容は狩猟技術・部落の歴史・祭儀の知識・体力鍛錬・倫理道徳に及びます。試練に合格した少年だけが正式な部落の戦士となり、「青年会所」(パラクワン/Palakuwan)に入ることが許されます。この制度により部落の文化が代々確実に受け継がれ、プユマ族の人々の強靭で勇敢な性格が育まれてきました。プユマ族の巫師(テマララマウ/Temararamaw)は多くが女性で、祖霊と交信する能力を持ち、部落において治療者と霊的顧問の役割を担っています。
