北部 林口竹林山観音寺

林口竹林山観音寺

新北市林口区 新北市林口区竹林路325号

祀られている神様

紹介

竹林山観音寺という名前は、三つの地名から一文字ずつ取って組み合わせたものです——蘆竹(ろちく)、林口、亀山。この名の付け方が、この廟の正体をそのまま語っています。どこか一つの集落の廟ではなく、三つの地域が一緒に育てた信仰の中心なのです。主祀は十八手観音仏祖。2012 年に完成した再建では台湾産の千年檜が三十八本使われており、中に入ってまず届くのは線香ではなく木の香りです。廟の前には数万坪の庭園が広がり、春には桜が咲きます。平日の朝はほとんど掃除の音しかしません——台北近郊で「広さ」と「静けさ」を両立できる、数少ない場所です。

歴史

清の嘉慶六年(1801 年)、信徒たちが福建・晋江安海の龍山寺から三体の観音を分霊して台湾へ迎えました。はじめは廟がなく、各集落の家々が持ち回りでお祀りしていたといいます。本当の試練は日本統治末期の皇民化運動でした。台湾の民間信仰が禁じられ、神像を焼こうとする動きのなかで、信徒たちは観音を隠して密かにお祀りしつづけたのです。のちに当局が日本風の寺院の建立を認め、1939 年に現在地で落成しました。廟名に蘆竹・林口・亀山から一字ずつを採ったのは、共に守り抜いたこの経緯を残すためです。2012 年、各地を視察したうえでの再建が完成し、いまの姿になりました。

参拝情報

住所

新北市林口区竹林路325号

地域

新北市林口区