
祀られている神様
紹介
彰化南瑶宮は台湾中部の重要な媽祖廟で、通称「彰化媽」と呼ばれています。その建築様式は極めて独特で、正殿は伝統的な閩南式建築ですが、後殿の「観音殿」は西洋建築の強い影響を受けており、ドーマー窓、ギリシャのドリス式柱頭、日本式の黒瓦を持ち、台湾では珍しい中西折衷の寺廟建築で、極めて高い芸術的価値があります。南瑶宮は台湾全土で最大の媽祖会組織を持ち、毎年行われる「笨港進香」活動は歴史が古く、「龍袍の交換」など多くの伝統的な儀式が保存されており、台湾の巡礼文化の生きた化石です。
歴史
清乾隆年間に始まり、ある陶工の楊謙が身につけていた媽祖の香火袋を人々に拝ませたところ、神蹟が顕れたため、乾隆3年(1738年)に建廟しました。台湾で最も早く笨港への巡礼を始めた媽祖廟の一つで、台湾の県境を跨ぐ巡礼文化の先駆けとなりました。その信徒組織「媽祖会」は規模が大きく、影響力は深遠です。