
祀られている神様
紹介
艋舺地蔵庵(もうこうじぞうあん)は、うっかりすると通り過ぎてしまうほど小さな廟です。間口三間の単殿が西昌街の店舗のあいだに挟まっていて、牌楼も広場もありません。けれども、そこにこそ値打ちがあります。台北の古廟の多くは二百年あまりのあいだに増築を重ねて大きくなっていきましたが、この廟は清代中期の単殿式寺廟の姿を保ったままです。主祀は地蔵王菩薩で、田都元帥と城隍尊神を配祀します。観光地ではなく、たいていは入口に近所の年配の方が数人腰かけているだけ。「修復されたあとの廟」ではなく「もともとの廟」を見たいなら、台北でいちばんわかりやすい一例です。
歴史
艋舺地蔵庵は清の乾隆二十五年(1760 年)に建てられ、道光十八年(1838 年)に修築されました。日本統治期には存続の危機を迎えます。当局が民間の寺廟を官有にしようとしたため、廟側は財産を守るべく管理権を艋舺龍山寺へ移し、その工夫で切り抜けました。大規模な建て替えを経なかったおかげで、清代中期の単殿式建築の姿がまるごと残り、いまは直轄市の市定古蹟に指定されています。毎年旧暦七月三十日の地蔵王菩薩の聖誕は、ふだん静かなこの小さな廟が一年でいちばん賑わう日です。
イメージ図艋舺地蔵庵
台北市万華区
参拝情報
住所
台北市萬華區西昌街245號
地域
台北市万華区
参拝情報
- 参拝時間
- 毎日 5:00〜20:30
- 混雑する日
- 旧暦7月30日の地蔵王菩薩の聖誕が、この小さな廟が一年で最も賑わう時です。それ以外の時期はたいてい静かです。
2026-10-13 確認 · 出典:Google マップ