
祀られている神様
紹介
鹿港天后宮は台湾唯一、湄洲祖廟の開基聖母神像を祀る廟で、その地位は極めて崇高です。長年の香火により媽祖の神像は黒く光り輝くまでに薫されたため、「黒面媽」と呼ばれています。廟の建築は壮大で、木彫りや石彫りはいずれも名匠の手によるもので、特に正殿の「八卦藻井」は工芸の極致であり、台湾工芸の至宝と称されています。ここは鹿港の「一府二鹿三艋舺」の繁栄の歴史を物語っています。新年には参拝者が競って「光明灯」と「安太歳」を点し、しばしば枠が足りなくなります。
歴史
明末清初(1591年)に創建され、元は鹿港の旧祖宮でした。清康熙22年(1683年)に施琅が台湾を攻略した後、湄洲媽祖を奉じて軍を護りながら海を渡り、その後神像を鹿港に残して祀りました。現在は国定古跡に指定されており、台湾の媽祖信仰と建築芸術の研究における重要な史跡です。