
祀られている神様
紹介
成功鎮の旧名は新港。東海岸で最大の漁港であり、ここの媽祖(マーズー)は漁師が出港前に最後に拝む神様です。成功天后宮は媽祖(天上聖母)を主祀とし、日本統治時代に創建されました。この港の漁船は延縄でカジキを狙うため、一度出れば数日は海の上。天候は前触れなく変わります。沿海集落の媽祖廟で線香が絶えないのは、そのためです。廟は中山路沿いにあり、成功漁港から徒歩数分。朝の魚市場のあとに立ち寄るのがちょうどよい距離です。
歴史
成功天后宮は日本統治時代、新港(現在の成功鎮)に移り住んだ漢人移民の寄進によって創建され、媽祖を祀ります。台湾沿海の媽祖廟はほとんどが同じ順序をたどります。まず漁をする人がいて、そのあとに廟ができるのです。移民は故郷の廟から分霊または神像を迎え、暮らしが落ち着いてから廟を建てました。漁業の町である成功鎮では、天后宮の祭祀は漁期や漁獲と深く結びついています。一年で最も賑わうのは旧暦三月二十三日、媽祖の誕生日です。