伝説
タオ族の飛魚伝説はこう語ります。遠い昔、タオ族の祖先は魚の区別の仕方を知らず、飛魚と他の魚を一緒に煮て食べたため、族人は次々と病にかかりました。ある夜、飛魚の神(黒翅飛魚)が一人の老人の夢に現れ、飛魚は天の神がタオ族に特別に授けた聖なるものであり、専用の鍋で調理しなければならず、他の魚と混ぜて食べてはならないと告げました。飛魚の神はさらに老人に飛魚の捕り方・食べ方の決まり・さまざまな禁忌を教えました。老人は目覚めた後、飛魚の神の教えを族人に伝え、以来タオ族は飛魚を核心とする文化体系を築き上げました。飛魚の季節の厳格な規範――いつ獲ってよいか、いつ止めなければならないか、飛魚の肉をどう保存し分配するか――はタオ族の社会秩序の礎となっています。
