伝説
慚愧祖師の伝説には複数の版本があります。最も広く伝わるのは、唐代の高僧もしくは修行者であり、修行中に苦しむ民を救えなかったことを深く悔い、臨終の際に死後は永遠に蒼生を守護する神霊となることを誓願したというものです。その自省と利他の精神から「慚愧」祖師の名を得ました。別の説では宋代の陰林山の修行者で、山中で修練を積んで悟りを開き、風雨を操り猛獣を退ける力を得たとされ、山間の住民がその恩徳を慕って廟を建てて祀りました。いずれの説でも、慚愧祖師は困難に立ち向かう勇気と他者への慈悲の心を象徴しています。
